start-02 2. WEBの進化
まず最初にインターネットについてのことからお話をしたいと思います。
インターネットとは、インターネット・プロトコル(IP)技術を利用して相互接続されたコンピュータネットワークを指しています。そのIPネットワークを利用して使用される利用方法は全てインターネットに含まれます。そこには様々なものが存在しています。
■telnet
■電子メール (SMTP)
■ファイル転送 (FTP)
■チャット (IRC)
■ネットニュース (NNTP)
■WWW (HTTP)
インターネットの全体の歴史から比べると、WWW(World Wide Web、単にウェブとも言います)の仕組みはまだまだ最近出てきた仕組みです。WWWの歴史について触れると、今や誰もが利用していると思いますが、 1990年代初めから始まったインターネットの普及において、 その原動力となったものです。 普段使っているインターネットのサービス、例えば、SNS、ゲーム、ビデオなどにも、 WWWの技術がたくさん使われています。
クリック一つでさまざまな情報にアクセスできるWWW、 そしてインターネットの利用が、急速に普及してきました。
近年では、スマートフォンの登場で大きく私達の生活が一変してきました。
具体的には、
■時間と場所を選ばず瞬時に情報にアクセスできるようになりました。
Google検索や、Youtubeをはじめとした、動画サイトの閲覧などは、PCを使うよりスマートフォンで閲覧しているという方が圧倒的に増加しました。いつでもインターネットにアクセスできる環境であるため、移動中でも情報を検索したり、取り出したりすることが容易になりました。
■コンテンツのデジタル化
インターネットが高速になり、動画コンテンツや大容量のデータを瞬時に送ることが可能となりました。その結果、映像、音楽、書籍、ソフトウェアなど様々な媒体のデジタル化が進み、パッケージ購入やレンタルサービスの利用者が減少しました。
■SNSの普及
スマートフォンが登場してから爆発的に普及したのがSNS。2008年にTwitterが上陸してから、日本でも立て続けに様々なサービスがリリースされてきました。スマートフォン利用者のほとんどがSNSを利用しており、日常におけるコミュニーケーションのありかたを大きく変革させ、WEBがさらに身近なものとなり、今やWEBサイトは事業を始める時に欠かせない存在となりました。

求められるWEBデザインも、年々進化をし続けています。
元々は画像や文字だけの表現から、動的表現が可能となりました。
そして、これからの時代。見た目だけのWEBサイトは淘汰され、その先のGOAL「目的達成」が重視される時代となってきました。優れたデザイナーは「問題解決能力に長けた人」。
デザインはいつだってロジカルで、すべての装飾には意味があります。アートは、己の感性から自由な表現が可能となりますが、デザイナーは「Why?」を説明できなければいけません。
これからのインターネットの進化と共に、私たちは「目的達成」できるWEBサイトを作っていかなければいけないです。