start-02 6.デザイン制作の流れ
WEBデザイナーの仕事は、制作会社の場合、クライアントから制作を依頼されたものをデザインするのが一般的です。しかし、狭い意味では制作のデザイン担当ですが、その他の工程でも関わる場面が多々あります。また、WEBデザインにはいくつかの工程があり、企業内の制作チームが少人数の場合はデザイン以外に様々な職種として業務を行うこともあります。そのプロセスをしっかりと理解して組み立てていくことが、良質なデザイン制作へとつながります。
ここからは、デザインの制作工程の一例を紹介していきます。
6.1 前提条件の確認
まずは画像をつくる目的を明確にします。
目的に沿ったWEBデザインを作成するためにも必ずクライアントの目的を確認しましょう。
クライアントとの打ち合わせ時に、要望・条件・方向性・コンセプトなども決定します。
クライアントとのヒアリングから画像制作の目的を明確化することで、デザインやインターフェイスなどの全体像を決定します。
6.2 具体的には、以下の内容をヒアリングしていきます。
・依頼日
・クライアント名称
・目的
・顧客ターゲット属性(年代/性別)
・掲載方法の種類(各種広告、既存顧客向け、アフィリエイト)
・現在の課題
・コンバージョン(ゴール:WEBサイト/ランディングページ/問い合わせ/資料請求)
・ご予算
・公開時期
・デザインの希望(配色やフォント希望)
・バナーイメージ(参考バナー)
・ロゴデータの提供
・写真素材の有無
・画像内文章の有無
6.3 デザイン
ここからはPhotoshopなどのデザインソフトでバナーデザインをします。
WEBデザインは時代によってトレンドが変わりますが、常にサイトをつくる目的・ブランドのイメージを忘れず、機能性・デザイン全体の統一感を意識して制作していきます。デザイン全体に統一感を持たせるためには、ページごとに共通したコンテンツの配置・配色・画像の大きさ・フォントなどを使用すると良いでしょう。
なお、スマートフォン・タブレットなどの複数の異なる画面サイズの端末にも対応させる場合は、パソコンだけでなく他のモバイル端末から見たデザインも必要になります。
6.4 納品
以下の内容も参考にしてください