week3 4.出品
ココナラで稼ぐ為に、実際に自分のサービスを”出品”していきましょう。

ただ闇雲に出品するだけではサービスを買ってもらえません。サービス内容を充実させて、ココナラ側に認知される必要があります。
ココナラ側に認知されると検索結果やカテゴリのおすすめ順に上位表示されるようになり、依頼してもらいやすくなります。
今回は最初のハードルであるバナー制作を主に、
ココナラでサービスを出品するときのコツをお伝えしていきます。
サービスタイトルとキャッチコピーの重要性
サービスタイトルは25字以内、キャッチコピーは15〜30字という制限があります。
この限られた文字数で如何にわかりやすくサービスの内容を伝えれるかが重要になってきます。
お客様目線を大事にし、検索されやすいキーワードをタイトル、キャッチコピー、本文に入れ込むようにしましょう。
キーワードの例:
「バナー 作成」
「バナー 制作」
「バナー 格安」
また、値段の1,500円も必ず明記しましょう。
※なぜ1,500円なのかは後ほど説明します。
サービス内容
サービス内容は最初はどんなことを書けばいいのかわからないかと思います。
こちらも実績のある方を何人かピックアップして、サービス内容を参考にしていきましょう。
こちらは丸パクリではなく、自分の現在できることを確認しながらしっかり内容を書いていきましょう。
購入から制作までの流れや、基本料金の中でどこまでが対応範囲になるのかなどをしっかり明記しおくことで、取引上のトラブルも事前に防ぐことが出来ます。
カテゴリ
バナーやヘッダー制作の場合は
Webサイト制作・Webデザイン > バナー・ヘッダー作成
価格について
○価格を誰よりも安くする。
バナー制作の場合は最初は最低出品価格(1,500円)で出品しましょう。
実績数が10件を超えた段階で単価アップを検討していきます。
まずは価格よりもとにかく実績数を稼ぐことに集中していきましょう!
ココナラ カテゴリーごとの最低価格はコチラ»
提供形式
デザインの場合は基本的に”制作物 (+テキスト打ち合わせ)”になります。
基本料金に含まれる内容
基本的にはデザインのみにチェックを入れておけばOKです。
予想お届け日数
バナーであれば1〜3日あれば納品できるはずです。
枚数が多い案件の場合はお客さんとの対応の関係で納期が変動するかもしれないので、余裕を持っておきましょう。
”要相談と表示する”にチェックをいれても良いかもしれません。
ジャンル
バナーの場合は「オリジナルデザイン」でOKです。
用途・業種
自分の得意としているものや好きなものを5個まで選んでみましょう。
最初は適当で構いません。
有料オプションの活用
基本料金の範囲外の作業は別途オプションを設定していきましょう。
設定すべき有料オプション
・デザインデータ納品(PSD作業ファイル)
・データ保存(120日間)
・非公開オプション
※ポートフォリオへ実績として公開させていただく場合がございますので、非公開をご希望の方はお付け下さい
↑
私の実績としてさらされたくなければ金払えということです。
これ入れておくと8割程度クライアントが協力的になります。
「納品後良かったら掲載しても良いですか?」
これはクライアントにメリットが無いので断られます。
また、納品後は連絡が途絶えることもあるので最初に案内を。
購入にあたってのお願い
コチラはお客さんが購入するときの要求を書いておきましょう。
例えば、制作に必要な情報やお客さんに用意して欲しいものなどを記載しておくと良いでしょう。
参考例:
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★必ずご確認ください★
■イラスト作成、ロゴ作成はサービスに含まれません。
■画像やイラストなどの素材をこちらで購入することはありません。使用の場合はフリー素材になりますのでご希望に沿えない場合もございます。
■ご購入より、24時間以内に初回メッセージをお送りいただけない場合はキャンセルさせていただきます。
■制作中こちらからご連絡して5日以上ご返答がない場合はクローズとさせて頂き、返金はできかねます。
■受注後のキャンセルはお断りしております。
■サンプル提示後の大幅なデザイン変更は対応できかねる場合がございます。
■制作した画像は実績として掲載させていただきます。
不可の場合は別途オプションをご購入ください。
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よくある質問
こちらはLPでもよくあるQ&Aを書いていくイメージです。
あなたが依頼をするお客さん側だとしたら、デザイナーに依頼する前にどんなことが気になるでしょうか?
- そもそもバナーってどんな大きさで作るの?
- デザインが気に入らなかったら修正してもらえるの?
- 納品形式はどんなものがあるの?
- 一度に複数枚依頼したい場合は?
- なるべく早くデザインしてもらいたい場合は?
- アフターフォローはあるの?
- デザインのイメージはどう決めていくの?
お客さんの立場になって、予め疑問点を潰していくつもりで欄を埋めていきましょう!
ここがしっかりを書いてあれば、安心材料になりますしスムーズに取引を進めることが出来ます!
見積り・カスタマイズの受付
ココナラでは、いきなりサービスを購入する前に見積もりの相談ができる仕組みがあります。
それが「見積り相談」というものです。

『購入者から「見積り・カスタマイズの相談」を受け付ける』にチェックを入れておくと、お客さんから見積もり相談を受けることが出来ます。

見積もりを出すにあたって、予め伝えて欲しい情報を書いておくと、お客さんはその内容に沿って情報を記載してくれます。
トークルーム回答例(サンプル)
最初は無理に記載しなくても構いませんが、自分が購入した時の会話や、実際にやりとりがあったときのものをサンプルとして載せておきましょう!


出品画像(アイキャッチ)
次に出品画像を作成し、アップロードしましょう。

このページに、作成した画像を追加すると、カテゴリのページに表示され、このように、出品画像として並びます。

出品バナーを制作する上で重要なことは、購入希望者に対しての視覚的なアピールです。
購入を検討している人は、このデザインをみて、どのデザイナーに依頼するか決めます。
ここに並んだ時に一番、「目立つバナー」を作成する必要があります。
とにかく目について、とにかく押される商品画像、それが訴求力であり、反応率の高い商品画像を作成するスキルです。
同時にこれが、ぬるま湯デザイン塾のテキスト課題を進めてきて、初めてチャレンジする「実務案件」です。
ここまでバナーデザインの作成方法を学習しましたが、反応率の高いバナーを作成するためにはどうすればいいか?
直感的にいきなり作成するのはNGです。下記ポイントをしっかりおさえましょう。
反応率の高いバナーを作るポイント
①ターゲットをリサーチする
②デザインの目的を明確化したテキストを使う
③デザイン制作時の注意事項
④サイズにも注意
この4つのポイントを、情報をググり、確認し、しっかり下準備をしましょう。
①ココナラ利用者をリサーチする
・男女の比は半々程度
・年齢層は20代から40代が中心
・法人よりも個人事業主向け
②出品デザインの目的を明確化する
ターゲットにわかりやすい単語を使う必要があります。バナーの購入を希望するユーザーは、WEBデザイナーでなく、他のジャンルをあつかう方々です。なので、WEBデザイン用語ではなく、一般の人にもわかりやすい単語を使いましょう。単に「バナー」と書いても伝わりません。使用するシチュエーションや用途など、目的を明確にします。
例)
・クリックされる、ココナラのヘッダー画像作ります
・目を引くFB、SNS、Twitterのサムネイル作ります
・スマホで見やすいLINEのリッチメニュー作ります
・購入したくなる、楽天市場の商品画像作ります
ユーザーはどんなワードで検索するか?ということを意識して、ユーザー目線の単語を使用することにより認知してもらい、それが反応率に繋がります。
③デザインを制作時の注意事項
・参考元を探すときは他業界から→「1500円バナー」とググると沢山ヒットしますが、必ず、TTMの掟を守って、他業界から参考元を探してください。
・文字サイズの意識
・文字の見やすさは背景との明度のコントラストで作る
④特にサイズにも注意
出品画像の推奨サイズは1220×1240pxです。しかし、注意が必要です。
せっかく作成したバナーをアップし、出品一覧としてサムネイルになった時に、見切れてしまいます。
見切れる前提で出品画像は1220×1016pxで作成しましょう!
以上のポイントを抑えて、出品画像を作成してみましょう。
ちなみにこちらは尾上が作成したバナー例です。(参考元にするのはNGです)

「1秒で伝わる」という文章なので文字を斜体にしてスピード感を出しています。
他はごちゃごちゃ装飾せずにシンプルにする。
文字だけでスッと目に留まるよう背景と文字の配色のコントラストをしっかりとる。
時計アイコンで遊び心もプラスします。
以上を参考に出品バナーを作成し、講師に「だれよりも目立つバナーになっていますか?」と添削してもらいましょう。
工夫ポイント
○出品サービスを定期的に編集して更新する。(ココナラ運営側に認識してもらう)
○自分でサービスを出品する前に、試しに何かサービスを購入してみる。
ココナラでの仕事の流れを把握するという意味でも、何か自分からサービスを購入してみるのも良いかもしれません。
例えば、自分のポートフォリオ用にロゴ画像を発注してみたり、購入した後の出品者の反応や、制作の納期、コミュニケ―ションの取り方などを観察して、自分が出品者になった時にやり取りを具体的にイメージしていきましょう!
○サービスを3つ以上出品し、どれが買われやすいかをテストする(マーケティング戦略)
タイトル、キャッチコピー、出品画像などを変えて研究
※同じ出品サービスを2つ以上出品するのはNG
例:「売れるバナー制作」「クリックしたくなるバナー制作」
○SEO(検索順位)を調べる時は、ログインしていない状態でChromeのシークレットウインドウで検索する
まとめ
今回はココナラでの出品方法について紹介していきました。
サービスを出品する上で大事なことは、如何にお客さん目線に立って安心して依頼できそうな印象を与えることです。
まずは各項目をきちんと全て埋めることが重要です。
どのような工夫をしたら買われやすいかをどんどん試行錯誤して分析し、マーケティングの観点も養っていきましょう!
行動量が命です!